着物収納には桐タンスを

着物収納には桐タンスを

着物収納には桐タンスを

桐タンスは昔から着物の収納に必需品とされておりますが、今の時代、正絹やカシミヤなどの高級洋服の収納にも総桐のタンスが一番です。

高温多湿の日本の気候に最も適している収納が桐タンスです。一戸建てやマンションはクローゼット収納が多くなっています。しかし、クローゼットに収めているものの保存状態は、決して良い状態であるとはいえません。

今は、着物だけでなく「クローゼット収納型桐タンス」も大好評です。

着物の保管に最適なのは桐タンス

お嫁に行くとき、ご両親に買ってもらった家紋入りのは、一生ものですよね。大事に保管していますか?
着物の収納にかかせないのが桐タンスです。着物は、成人式、入学式、結婚式、お正月など着る機会も限られます。
だからこそ普段の保管方法がとても大切なのです。普通のタンスでは、とってもデリケートな素材や特殊な染め方の着物は、変色が起こったり、虫食いにあったりしてしまいます。

桐タンス.jpで取り扱っている桐タンスは、製造過程で化学薬品を使いません。
すべての工程を伝統の技術と技法で行いますので、安心してお使いいただけます。

桐タンスの特性・特徴は着物にぴったり

桐タンスの引出しは、湿気の多い時は引出しが若干固くなり、乾いた気候になると、引出しが軽くなるようになっています。
引出し内部の着物を湿気から守る構造です。また、桐はアルカリ性質ですので、虫が付きにくく、さらに発火点も高い、燃えにくい木材です。

桐タンスは高価だ、と思っている方もいらっしゃると思いますが、お持ちになっている着物一枚分程度です。
わずか着物一枚分のお値段で大切な着物のために、安心と満足を買うことができます。

着物の収納のポイント

収納の前には汚れ、しみの処置

収納の前には汚れ、しみの処置

汚れはカビのもと。絹はたんぱく質でできています。着物を脱いだらすぐに点検して、汚れがあれば落とす必要があります。
衿や袖山の汚れは下にタオルなどを敷き、ベンジンで上からたたきます。特殊な絵柄や刺繍の場合、注意が必要です。

夏に着物に付いた汗の汚れは、熱いお湯につけ固く絞った布を使い、同じ要領でとります。墨や泥以外ならハンカチを濡らし、その場で汚れをつまむようにするとよいでしょう。

ひどい汚れや処置に迷うようなときは、ぜひ専門家にお任せください。

着物のひどい汚れは浅井染色整理工場へ

たたむときは必ずたとう紙の上で!

収納前のたたみ方には、衣裳たたみ本たたみの二通りあります。
衣裳たたみは留袖・訪問着などの絵羽模様になった着物に、本だたみは附け下げや小紋、紬やウールに適したたたみ方です。

着物を守るポイントは湿度管理!

着物は高温多湿が苦手です。特に湿気の多い所での収納保管は確実にカビを発生させます。絹製品に適切な湿度は約60%前後といわれています。しかし、クリーンルームもしくは湿度管理ルームでも用意しないかぎり湿度を常に管理することは不可能です。

そこで登場するのが桐のタンス、衣装ケースです。完璧を追求するのならば、着物の特殊加工、真空パック(レインボーパック)とシルクガードの組み合わせをおすすめします。その状態で、桐のタンスに収納するならば、ほぼ100%安全です。

着物を守る加工に関して詳しくは浅井染色整理工場へ

着物は一枚ずつたとう紙に包み、湿気の少ない上段の引出しに

タンスは風通しの良い場所に置き、乾燥した日は引出しを開けて空気の入れ替えをしてください。
桐製タンスや衣装ケースでの保管がもっとも適しています。

防虫剤は必ず一種類だけ

二種類を一緒に使うと化学変化でシミできたり、変色したり破れたりすることもあります。
特に金・銀糸使いの着物や帯は化学変化を起こしやすいので、防虫剤は着物用のものを使い、直接着物や帯に触れないよう、たとう紙の四隅にのせましょう。

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